以前、パン職人をやっていたことがありました。


2007年から2011年までの4年間です。

パン職人 

パン職人と聞くと、まだ外は暗い早朝から出勤して、ひたすらパンを作るという仕事を想像しますが、まさにそんな生活をずっと続けていました。

具体的にいうと、最初は夜中の1時から昼前くらいまで。

その後、パン屋のオーナーが代わって自分の店のパンだけでなく、レストランやカフェからのオーダーも取り始めたため、製造量が増え、僕の勤務は午後9時からのスタートとなりました。

午後9時です。。

僕の勤めていたパン屋はショッピングセンターの中にあったのですが、僕が出勤する頃に、仕事を終えて帰る人がいるという、正反対の日々を過ごしていたわけです。(笑)

午後9時からはじめて、パン屋がオープンする7時位まで働いていました。

完全、昼夜逆転の生活です。

睡眠中の男性 

そして本題です。

この昼夜逆転の生活スタイルで僕の髪の毛の抜け毛は増えたのか?

結論からいうと、全く変わりませんでした。

特に抜け毛が増えたということはなかったのです。

この頃の生活スタイルを簡単に説明すると、朝に仕事を終えて家に帰るとお腹が空いているのでまずは食事。

食事をとってしばし休憩したあとに眠くなって1時間ほど眠ります。

そこから午後2時くらいまで起きていて、買い物いったり食事したりと・・・。

そして遅くとも午後3時にベッドに入って眠る準備。

でも、午後3時ってまだ外は明るいので、なかなか寝付けないんですね。

それでもウトウトしながら寝て、午後8時過ぎには起きて、着替えて出勤。

そんな毎日でした。

睡眠 

はっきりいって睡眠時間は多くはなかったですね。

1日トータルで6時間くらいです。

そして、睡眠のゴールデンタイムと言われている「午後10時から午前2時の間」はバリバリ仕事中ですので、当然寝ていません。

この睡眠のゴールデンタイムである午後10時から午前2時までは、成長ホルモンが一番活発になる時間で、人間の髪の毛や肌などの体の細胞が胃腸から送られる栄養を元に作られる時間・・・

と言われています。

つまり、

この時間に寝てないとハゲるよ!

ということです。

そして、1日の睡眠時間が6時間半より少ない場合は、血流が滞って、髪の毛に運ばれる栄養素が少なくなるため、抜け毛になりやすい、とも言われています。

僕はそれを全く無視した生活を4年間送っていました。

が結局、ハゲもしませんでしたし、抜け毛が増えることもありませんでした。

確かに、ネットの質問サイトなどで「夜勤を始めてから抜け毛が増えた」というのをよく目にします。

でも、同じような生活をしていたパン職人の同僚も特にハゲでなかったというか、むしろ皆フサフサでした。

この僕の経験から言わせてもらえば、ゴールデンタイムというのは必ずしも決まっていないといえます。

つまり何時に寝ようが、一番大切なのは、どれだけ深い眠りにつけたか、ということ。

普通に夜に寝てようが、眠りが浅ければ成長ホルモンは出にくいんです。

また、眠りについて最初の3時間に深く眠ることが重要だというのが最近の常識です。

じゃなければ、この忙しい現代社会、深夜まで働いている人は大勢いるし、特に夜勤の人なんか、ハゲだらけになってしまいますよね。

ということで、医学的にも「午後10時~午前2時の睡眠ゴールデンタイム」というのは眉唾ものなのです。(書籍などでも、未だにそう書かれてあるものもあります・・・)

もちろん、例え夜勤でもシフト勤務でも、1日のトータルの睡眠時間は6時間半以上はとったほうがいいのでしょうけどね。

蛇足ですが、1日に3~4時間しか眠らない生活を何十年も続けている秋元康が髪の毛フサフサなのも信じられない。

その3~4時間の睡眠がムチャクチャ深いんだろうなぁ~、たぶん。

ショートスリーパーにあこがれて挑戦したことは以前に何度かありましたが、僕には向かないことがわかりました。

睡眠と抜け毛に関する常識というのは変わってきているというお話でした。

夜勤をはじめてから抜け毛が気になり始めたという方は、まずは昼間の睡眠時間の確保と深い睡眠を心がけましょう。

もちろん、その他の抜け毛の要因である、ストレスを解消する、きちんとした食生活を送るというのは大切です。

何が言いたいかというと、夜勤の人も昼間に深い睡眠をとってればOKということです。